このような資産を棚卸資産といいます。
このような棚卸資産は簿記3級で勉強したように
商品でしたら
期首商品棚卸高+当期商品仕入高−期末商品棚卸高=売上原価
というような計算で
当期の売上高に対する売上原価を計算します。
期首商品棚卸高は前期の期末商品棚卸高と一致し、
当期商品仕入高はいくらで仕入れたのか記録があります。
そこで、期末商品棚卸高がいくらなのかがわかれば
売上原価の計算ができることになります。
期末商品棚卸高を求めることを商品の評価といいます。
このような商品の評価の計算方法として
簿記の3級では、
先入先出法と移動平均法という方法を勉強したと思います。
従来、簿記2級では
この2つの方法に加えて、
総平均法と後入先出法が出題されていました。
ところが、次回の第122回検定から
後入先出法が出題されないことになりました。
日本の企業が従わなければならない会計基準が変わるからです。
このことは日本商工会議所のHPに公表されています。
日本商工会議所のHPは⇒⇒⇒こちらです。
ちょっと勉強の負担が減ったのかななどと思います。