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2009年03月23日

銀行勘定調整表A

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簿記2級の第2問の範囲の内容を書いています。

今回からは簿記2級の当座預金の話の続きとして銀行勘定調整表です。

当社の当座預金出納帳残高と銀行の残高証明書の残高が異なっている場合に

不一致の原因を明らかにし、記録の正確性を確認するために作成されるのが

銀行勘定調整表です。

 

この銀行勘定調整表は簿記2級の試験でも、簿記1級の試験でも

出題されています。

簿記2級での出題よりも簿記1級での出題のほうが頻度が高いのですが、

今後、出題の中心は簿記2級に移っていきそうです。

 

銀行勘定調整表自体が試験に出題される頻度はそんなに高くはありませんが、

第3問の決算問題を解く際には必要な知識となります。

なお、銀行勘定調整表自体を作成させる場合は第2問に出題されると思います。

その場合には、仕訳についても問われる可能性が高いと思います。

 

過去の1級の問題で出題の頻度を調べてみますと

20回〜30回に1回位です。

簿記2級では、そろそろ対策をしておいたほうがいい時期にもなっています。

(あくまでも出題の確率の話なので、次回出題される可能性もあり、

今後10年以上出題されない可能性もあります。)

 

この銀行勘定調整表は3つの形式があります。

  1. 当座預金出納帳の残高と残高証明書残高の両方から書き始めて、

    調整後の残高を一致させる方法

  2. 当座預金出納帳の残高から書き始めて、残高証明書残高に一致させる方法

  3. 残高証明書残高から書き始めて、当座預金出納帳の残高に一致させる方法

 

過去に出題されているものは

当座預金出納帳の残高から書き始めて、残高証明書残高に一致させる方法」です。

今後も同じものが出題されるとは限りませんので

どれが出てもできるようにしなければなりません!

 

しかし、3つも方法があると別々に覚えていくのはたいへんです。

 

そこで、まず、いちばん応用ができる

「当座預金勘定の残高と残高証明書残高の両方から書き始めて、

調整後の残高を一致させる方法」を覚えて、

次に、この方法を別な方法に直す方法を覚える

ことで勉強時間の軽減が図れると思います。

 

次回から、この流れに沿って説明したいと思います。

 

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