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2009年04月07日

切り放し法と洗替法

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本日もご訪問いただきましてありがとうございます。

簿記2級の第1問と第3問の範囲の内容を書いています。

 

本日は売買目的有価証券の評価の際の切り放し法と洗替(あらいがえ)法についてです。

売買目的有価証券は期末の時価によって貸借対照表の金額を決定します。

ただし、それがそのまま次の年の帳簿の金額(帳簿価額または簿価)になっている

かどうかは、

切り放し法を採用しているのか、洗替法を採用しているのかで異なります。

 

次の例題で考えて見ましょう!

【例題】

前期に@¥600で購入し、前期末決算で@¥500に評価替えした売買目的有価

証券1,000株を@¥800で売却し、代金は現金で受け取った。

(1)切り放し法を採用している場合、(2)洗替法を採用している場合

について、仕訳をしなさい。

 

【考え方と解答】

(1)

切り放し法という方法は、決算時に時価によって評価替えしたら、

その金額が帳簿価額となる方法です。

したがって、売却時の帳簿価額は

500×1,000=500,000

と計算され、この金額が売却時に貸方の売買目的有価証券となります。

(借)  現  金   800,000  (貸) 売買目的有価証券  500,000 
        有価証券売却益  300,000 

 

(2)

洗替法という方法は、決算時に時価によって評価替えしても、

翌期になってから帳簿価額を取得したときの金額に戻しておく方法です。

したがって、売却時の帳簿価額は

600×1,000=600,000

と計算され、この金額が売却時に貸方の売買目的有価証券となります。

(借)  現  金   800,000  (貸) 売買目的有価証券  600,000 
        有価証券売却益  200,000 

 

翌期の決算時の有価証券評価益や有価証券評価損の金額も同じように考えます。

 

最近の簿記2級の仕訳問題では、

切り放し法が第111回検定で、洗替法が第105回検定で

出題されています。

(切り放し法という言い方は簿記3級の問題でも出ています。)

 

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タグ:簿記
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