自己受為替手形についての質問が大変多いので、
ここに記事として書くことにしました。
実はこの質問は3級のほうでもいただくので、
「だれでも受かる簿記3級」でも
自己受為替手形の使い方という記事を書いています。
それと全く同内容のことを書きます。
3級の皆様よりも2級の皆様に
よく分かっていただきたい内容でもあります。
実際に為替手形を扱ったことがないと
なかなか気が付かないので、
簿記の授業の中でも
現実とは違った解説をしてしまいがちなところでもあります。
実際に使われる自己受為替手形はこちらで手形用紙を用意するのではありません。
支払いをしてくれる相手が手形用紙を用意します。
名宛人(支払人)のところに先方が名前を記入し、
受取人のところにこちらの名前を記入し、
さらに引受をしたうえで手形用紙をくれます。
この手形用紙をもらったら、
振出人のところに自分の名前を記入するのです。
外見上は自己受為替手形になります。
先方がなぜ約束手形ではなく、完成していない為替手形をくれるのかというと、
約束手形を振出すと収入印紙を貼らなければならないからです。
それに対して、完成していない為替手形をくれる場合は、
収入印紙は貼ってありません。
収入印紙はこちらで貼らなければならないのです。
「なんでこっちが収入印紙代を負担しなければならないんだ?」って
相手に聞いてみると、きっとこういう答えが返ってきます。
「いやならお宅からは買わない!」
複数の会社でこのような自己受為替手形の使い方をしているのを
見聞きしております。
手形を多用すると収入印紙代もかなりの金額になりますからね。
「ちりも積もれば山」という話です。
反対の立場で支払うほうの会社にいると
こういう質問も多いです。
「為替手形をもらったことがないのですが、どうやって使うんですか?」
自己受為替手形の実例を知らない人は多いと思います。
これに対して、自己宛為替手形の実例は私は見たことがありません。
あくまでも簿記学習上の話として考えています。
もし、実際に使ったことがある方がいたら、
教えていただきたいと思っています。
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