というのは簿記の講師を辞めて企業の経理の仕事をしているからです。
この短い間にも会計基準がどんどん変わってきました。
時代の流れに取り残されないようにするには
新しい会計基準や会計に関する法律をどんどん吸収することが
必要でした。
どうもこの流れはさらに加速しそうです。
日本の会計基準と国際会計基準の違いを
なくしていこうという動きがあるからです。
この動きをコンバージェンスなどという言葉で言ったりします。
今の愛読書は『会計監査六法』という本です。
毎日いやいや読んでいます(笑)
昨年までは『監査小六法』という本だったのですが
サイズが大きくなって
名前まで変わってしまいました。
(出版社も変わりました。)
(誤解のないように書きますが、
この本を読んでも日商簿記検定の2級には役に立ちません。)
いつもこの本を読んでいて思うのが、
『試験にどうやって出題するの?』
という疑問です。
長い間、簿記の講師をしていたので
きっとそういうことを考えるのが
習慣になってしまったのでしょう。
公認会計士や税理士や日商簿記1級の試験では
困ることはないのかもしれません。
なぜならば、そのまま出題すればいいのですから。
ただ、日商簿記2級の試験では
出題のしかたにも工夫が必要なんだろうなと思います。
また、試験対策の参考書や問題集でも説明が
大変だろうなと思います。
新しい内容を説明しようとすると
2級には難しくなってしまうでしょう。
さて、受験する立場としてはどうしたらいいのでしょうか?
結論を書いてしまうと
最近出題された過去問を解く練習が
役に立つということです。
日商簿記検定の出題を長い期間見ていると
時間をかけて少しずつ変わっていくようなところがあります。
過去問を解く練習が必ず役に立ちます!